住宅保険(持ち家、賃貸一軒家・アパート)

自宅を所有する方はもちろん、賃貸住宅に入居する方も、それぞれオーナー用、レンター用の保険に加入する事をお勧めします。建物や家財の損害をカバーするもの、洪水や地震などの 天災による損害もカバーするもの、さらに第三者が敷地内で怪我をしたり、ペットに傷害を受けるなどの賠償責任もカバーされる保険など様々な選択がありますので是非ご相談下さい。

以下にご紹介するように、個人損害保険とは、家と私有物の火災保険、個人賠償責任保険がパッケージとなった保険です。

よく何も起こらないのに保険に加入するのはもったいないという人がいますが、事故や災害はいつ起こるか分かりません。そのようなときに、自分の持っている財産などの損害を最小限に抑えるのが損害保険の役割です。

アメリカで一般的に損害保険といえば、ホームオーナーズ保険とレンターズ保険の二種類です。
ホームオーナーズ保険

その名の通り自分の家を持っている人の為の保険です。通常家を購入する際に加入します。家屋や家財に対して、火災、落雷、倒壊、爆発、風水雪害、落下物、自動車による損害、飛行機の墜落、暴動、盗難、強盗などの被害をカバーします。但し、洪水や地震、津波による被害については通常カバーされません。

レンターズ保険

家屋のカバーがなく、一戸建てやタウンハウス、コンドミニアム、アパートなどに賃貸で居住する場合に加入できる保険です。加入義務はありません。家屋に対する補償を除いては、家財に対してホームオーナーズ保険と同等に補償をしています。尚、現金および有価証券、毛皮、絵画、宝石類の支払いをご希望の場合には、追加保険料をお支払いいただくことで補償することが可能ですので、お申し込み時に別途申告してください。

これらの二つの保険では、家屋や家財に対する補償をしているのは当然ですが、個人賠償責任保険として利用すれば、 以下の事柄もカバーできます。

自分の家の敷地内(借りていても同じ)に友人や知人、又は他人が入ってきて怪我をした場合、治療費等をカバーする。また、敷地内だけでなく、家族が外で起こした障害についても適用されます。例えば、ゴルフ場で他人にボールを当ててしまった、又は家の窓ガラスを割ってしまったなどの対人/対物の補償に対応しています。特にお子さんがいる場合、学校で何が起こるか分かりません。万が一喧嘩などに巻き込まれ、 運悪く相手に怪我を負わせてしまったといった学校でのトラブルにも利用できます。