ティーンエイジャーと安全な車

学校に、お稽古ごとに、そしてモールに、子供の送り迎えには時間がかかるものです。あなたが子供を持つ親であれば、自分がまるで子供のお抱え運転手になったような気がすることがあるでしょう。そして早く子供が自分で運転出来るようになればいいのに、と思っているかもしれません。ですが実際にあなたのお子さんが運転免許証を手に入れたら、今度は子供の運転について心配することでしょう。勿論、保険会社に連絡して子供を運転者として登録することも忘れてはいけません。

運転免許証を取得した最初の一年間が一番事故に遭いやすい危険な時期だと言われています。毎年5,700人以上のティーンが交通事故により亡くなっています。又、交通事故により重度の障害を負ったり、同乗者を死なせてしまったことにより、取り返しのつかない心の傷を負ってしまう子供達は毎年かなりの数にのぼります。 このようなことを避けるためにも子供の車を選ぶ際に下記の様な車は避けましょう。

危険な運転を増長させるような車

この年齢の子供は運転暦だけでなく、的確な判断力にも欠けています。その為スピード違反や危険運転をする可能性が多いにあります。そのような行動を増長させるようなスポーツカーやハイパフォーマンスの車は避けましょう。

安定性がない車

SUV、特に小型のSUVは安定性に欠けます。急にハンドルを切ったりするなど子供がよくやるような運転により、横転する可能性が高い車は避けましょう。

小型車

衝突の際に運転者や同乗者が怪我を負う可能性が高い車は避けましょう。

古い車

10年前の車に比べると現在の車の方が衝撃に強く作られています。例えば最近のエアバックの装備された中型車のほうが古いエアバックのない大型車よりも安全です。子供の車を選ぶ際にはどのような車がいいのか、又は安全運転に関すること等、U.S. Department of Transportation (www.dot.gov) や The Insurance Institute for Highway Safety (www.iihs.org)で調べてみるといいでしょう。いづれにしても普段から安全運転の重要さについて子供とよく話し合いましょう。車を運転することにより自分だけではなく同乗者、又は他の運転者、歩行者を危険にさらす可能性があることを伝え、自ら安全運転を心がけることが親としてできる一番のことであると言えます。