ここ数年自動車保険の値上がりが目立っております。そこで他州ではどのような状況なのか調査いたしましたのでご報告いたします。調査結果はジョージア住民にとっては厳しいものでした。下記のランキングをご覧ください。

この調査は、40歳独身男性が平均的な補償内容で無事故無違反、クレジットスコア―が高いという条件でマーケットシェアーの高い6保険会社による見積もりをした結果、の平均保険料の高いランキングです。

平均的な補償内容：　対人/対1事故/対物の賠償補償額　100/300/50 (x$1000が省略)　車両保険-市場価格、免責$500、無保険者保険100/300/50、医療費用、ロードサイドアシスト

平均保険料は以下の要因によって大きく左右されます。
　1. 州内の大都市の数
　2. 交通量とその状態
　3. 州の保険規則
　4. 無保険者の人数
　5. 自動車泥棒の頻度
　6. 保険会社数
参考資料：https://www.insure.com/car-insurance/car-insurance-rates.html

ジョージア州は2013年度は全米8番目に保険料の高い州とランクされ、2014年にはなんと全米3番目にランクされていました。そして2017年には12位にランクされています。

しかし、保険料の値上げ幅は全米でもトップ5に過去３年間ランクされています。これは2000年代に保険局による強力な市場統制によって保険料の値上げが規制されたため、多数の保険会社が市場より撤退し、競争力が著しく低下しました。その結果、保険料統制も緩和された為、その反動によって毎年のように保険料が値上げされるようになりました。

さらに、堅調な地域経済、増え続ける人口と交通量の為に通勤時間も全米トップ5にランクされ、スマホやSNSの普及によって集中力を欠く運転者が増え、それに伴って交通事故も多発し死亡事故も増えています。

上記のような要因によって、保険料が上がらない方が不思議なくらいの状況となっています。従いまして他州に引っ越すチョイスのない方は、高い保険料をさらに上げないために、スピードを落として、安全運転を心掛け、クレジットスコア―を上げるように努力してください。 又は車両保険を削除するなどの、覚悟と我慢が必要となります。

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